_肩の痛みについて・・・

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肩の痛みについて・・・
 
肩の悩みは首・肩関節に問題がある場合だけではなく、肩甲骨(背中に浮いている骨)・体幹の影響を強く受けています。また、日常生活の不良姿勢(例.猫背・頭の前方移動)や不良姿勢での動作(例.自動車の運転・デスクワーク)が続くことで首・肩の筋肉・関節・神経に長時間の負担がかかることが疼痛の原因となることが多く経験します。
ハレルでのアプローチとしては、当該部位の治療だけではなく、その人それぞれにあった施術により無理なく良い姿勢をとれるようにします。それだけではなく、良い姿勢を維持できるよう姿勢・動作指導も行い負担を軽減させていきます。
また、身体機能だけではなく、精神状態も関与していることがあります。自律神経が過敏になることで首・肩関節周りの筋肉が硬くなってしまい疼痛が出現することがあります。

_このような症状にお悩みではないですか?

肩が上がらず痛みを伴う
結帯動作が上手く行えない
睡眠時に肩の痛みがあり眠れない
スポーツ時に肩の痛みがでる

 
このような悩みを持った方々が多くおられます。
肩は色々な状況で痛みが出る関節ですが、痛みの発生には必ず原因があります。原因があるということは治せる方法があるということです。
その原因を見つけ出し、その原因に対してリハビリを行えば改善していく可能性はとても高くなります。
同じ肩の痛みでもどのような原因があるのかをご紹介致します
 
 

①睡眠時に肩が上がらず、痛みを伴う

肩関節は可動性に富んだ関節であるため小さな異常により機能障害をきたしやすい関節になります。
もともと肩は重力方向に関節の受け皿がなく、関節構成体である靭帯や関節包、また筋肉により安定性が保たれています。
わずかな炎症でも運動制限を生みやすいので、症状が出やすい関節と言えます。
また、肩甲上腕関節の可動域は120°であり、一般的に思われている肩関節自体の可動域と実際の動きは間違って認識されていることも多く、肩を180°挙げるためには脊柱の可動性や頭頸部の可動性、肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性・バランス、姿勢など多く関係しております。同じ肩の痛みでもさまざまな原因があるため何が原因で不具合が出ているのかをしっかり解明し、リハビリを行っていく必要があります。
 
 
 

②結帯動作が上手く行えない

手を後ろに回すといったいわゆる結帯動作の障害を持つ方も多くいらっしゃいます。肩関節の腱板を構成する外旋筋(棘下筋、小円筋)の拘縮や短縮、内旋筋(肩甲下筋、大円筋など)の出力不全が大きなポイントになりますがその他にも大胸筋の短縮・緊張などが原因で肩甲帯事態が開かない状態で来店される方がほとんどです。
大胸筋の短縮含めこれらは日常生活での不良姿勢が大きな原因の場合が多いため普段の生活動作も十分気を付ける必要があります。
 
 
 

③睡眠時に肩の痛みが出る

睡眠時の肩の痛みは肩関節周囲の組織の炎症症状による痛みが主となっております。このような場合当店では関節負荷を減らし、組織の修復過程をスムーズに行えるよう筋、関節といった個々の関節構成体に対し個別にアプローチを行っていきます。
また、睡眠時の姿勢やベッド環境など様々な面からもご指導させていただいております。
 
 
 

④スポーツ時に肩の痛みがでる

野球の投球動作、バレーボールでのスパイクの際の痛みなど運動時に肩の痛みの原因は動作不良によって肩周囲の組織に負担をかけていて完全には自己修復出来ない状態でプレーを続けている場合と、動作不良ではなく過負荷により腱板の一部が損傷した場合や靭帯、関節唇などの損傷など様々です。
重要なことは動作を再現し、痛みのメカニズムを分析し、適切に施術していき組織の修復環境を整え、動作改善やテーピングでの保護などを行うことです。
同じ肩の痛みでもさまざまな原因があるため何が原因で不具合が出ているのかをしっかり解明し、リハビリを行っていく必要があります。